人生を変えた、浅井良工務店との出会い。
暮らしの先を見据えた設計をお客様へ。

浅井良工務店で自宅を建てたことを
きっかけに入社。

家を建てたいお客さんとして相談会に訪れたのが、浅井良工務店との最初の出会いでした。見た目のデザインと断熱性能が両⽴した家を求めてさまざまなモデルハウスの見学に行っていましたが、思うような家と出会えず…。たまたま見た情報誌で浅井良工務店を知りました。内覧会でデザインや性能、パッシブデザインも考えられていることを知り、ここなら希望する家を建ててくれそうだとお願いしました。どんな家を建てようかと考える中で、パッシブデザインを活かした家づくりの面白さを知り、「設計の仕事をしたい」という思いが湧くようになりました。

家の引き渡しと同じ頃に2級建築士の資格を取得。ちょうど浅井良工務店が設計アシスタントを募集し始めたところだったので、自然のエネルギーを活かした家づくりに関わりたいと思い入社しました。

図面を描くだけじゃない。
「諦めないこと」 が設計の仕事。

設計の仕事は図面を描く、というイメージが強いかもしれません。実際は、図面を描くのは業務のうちの一部分。プラン作成のための敷地調査、役所への申請、温熱計算、各種シミュレーション、プレゼン資料作成、契約後の設計打ち合わせ、見積作成、工事中の現場との対応…など多岐に渡ります。設備などの仕様書に載っていない部分、お客様や工事業者からの質疑などをメーカーに問い合わせるといった調べる業務も意外と多いです。

ある時、お客様がSNSで見つけた参考にしたいお家の壁紙が、数年前の限定⾊のため手に入れるのが難しく、諦めそうになったことがありました。上司に相談した所、メーカーに掛け合って無事に使わせていただくことができたんです。その時「設計が諦めるとお客様の要望は叶えられない」と強く感じました。それ以来、一度できないと言われたことも聞き方を工夫したり細かく調べて提案したり、できる可能性がないかをとことん突き詰めてしぶとく粘るように。「諦めないこと」が、設計の最大の仕事なのかもしれません。

お客様の暮らしの先を見据えた、
ご要望以上の提案 を。

敷地の特徴や日照条件、お客様の要望を汲み取ってプランを作って、喜んでもらえた時に嬉しさを感じます。住まれてから定期点検でご訪問した時に、「吹き抜けの窓が明るくて家が暖かい、エアコンをつける時間も短くなった」と住み心地を喜んでいただいたり、雑貨やドライフラワーなどを飾ったりして手を加えて暮らしを楽しまれているご様⼦を見るとやりがいを感じます。

今後の目標は、お客様の要望以上の提案ができるようになること。以前、社長が設計したお家の定期点検に同行した際に、お施主様が「中庭を提案された時は要らないと思ったけど、暮らしてみると道路からの視線を感じなくてこの家に必要だったと感じた。要望以上の提案をもらって良かったよ」と仰っていました。お客様の要望に忠実に合わせることはもちろん、設計だから分かるお客様の暮らしの先を見据えた提案の幅を増やしていきたいと思っています。