〈SE構法〉立体的なゾーニングが広さを生む家

interview4年後インタビュー駅や市街地から程近く、
ハザードマップ上でも安心なエリアに建つS様邸。

しかし、接道面が狭く、南側には
4階建ての家屋が建っているため、
採光の確保が難しい土地でもありました。

デザイン性だけでなく、
実際に暮らし始めてからの快適さや
省エネ性を重視されていたS様は、
弊社の綿密な現地調査やシミュレーション、
その結果に基づくプランニングにご納得いただき、
二人三脚での家づくりをスタートされました。

新築から4年、現在の住み心地はいかがでしょうか。

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S様邸で開催された見学会でも
「思い切ったプランニング」と
来場者から好評だった2階リビングについて、
S様からは「とても快適です」
というお言葉をいただきました。

「土地はあまり広くありませんが、
2階リビングにしたことで
2台分の駐車スペースを確保できました。
しかもインナーガレージなので、
雨の日も濡れる心配がありません。
リビングは高天井で、明るくて
スカッとした気分になります。」

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空間を有効活用するために
スキップフロアを設けたいという希望と、
3匹の愛猫が快適に過ごせる家を実現したい
というご要望に応え、2階のワンフロアを
キッチン＆ダイニングスペースと
リビングスペースに東西で分け、
中央にワークスペースとなるスキップフロアを配した
印象的なデザインが実現しました。

さらに、SE構法の梁をあえて露出させ、
キャットウォークを兼ねることで、
猫たちが自由に遊べる設計にも工夫を凝らしました。

「リビングでくつろぎながら、
猫たちがキャットウォークやキャットステップを
自由に歩き回る様子を眺めるのが癒しです。

スキップフロアなどに木をたくさん使っているので、
木の温もりも感じられますし、約30坪の敷地で
これだけ広く感じられるのはすごいですね。」と、
今も設計の工夫にご満足いただいている様子が
伺え、とても嬉しく感じています。

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また、アレルギーや喘息に長く悩まされていた
ご主人とお子様も、新居に移られてから
症状の軽減を実感されているそうです。

「猫が3匹いるのでアレルギーはまだありますが、
子どもはこの家に引っ越してから入院するほどの
症状がなくなり、驚いています。」

その大きな理由は全館空調を採用したことでした。
「家中の温度が一定で、寒暖差が少なくなりました。
導入費用は決して安くはないですが、
以前よりも快適で、エアコンの風が
直接当たる不快感もありません。

トイレやお風呂場が寒い、部屋によって暑い
ということもなく、体への負担が少ないです。
ただ、これも高断熱・高気密が前提。
セットで考えるのがオススメです。」

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家づくりを通して得た経験についても
振り返っていただきました。
「何社も見て比較検討したのが良かった」とご主人。
「今はデザイン性や性能が良い家を
建てられる会社が増えていますが、
土地の状況をしっかり見て設計しているかどうかで、
住み心地や省エネ性が大きく変わります。

企画化された住宅は安価ですが、
土地に合わない設計だと電気代がかかる、
日当たりが悪いなど、住んでみないと分からない
デメリットが出てきます。
費用が多少高くても、土地に合った設計をしてもらい、
プラン通りに施工してくれる会社を選ぶと
後悔しませんよ。」

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奥様は「やりたいことを全部伝えて良かった」と
お話しくださいました。

「土地の広さや予算を考えて、
無理だと思い込んでいたことも
全部伝えたことで、プロの意見を聞けました。

もちろん予算があるので全ては叶いませんが、
意見を出し切った上で、どこを削るかを考えました。」

当初、外壁はガルバリウム鋼板を
使用する予定でしたが、他のご希望を優先し、
サイディングに変更しました。
「妥協できるポイントは必ずあります。」

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さらに、地元工務店の良さについても
「家のことで何かあれば気軽に連絡でき、
すぐに駆けつけてくれるので安心です」
と話されました。

私たちも「家は建てた後が
本当のお付き合いの始まり」
と考えておりますので、こうした感想を
いただけることは大変ありがたいです。

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今後は屋上バルコニーも庭として
活用されたいとのこと。
「木や植物をたくさん置いて、
家族が帰ってきてリラックスできる空間にしたいです。
せっかく良い家を建てたので、
長く暮らしを楽しみたいですね。」
とお話しいただきました。

S様ご一家の住まいへの愛着を拝見し、
改めてこれからも快適・安心・省エネな
家づくりに真摯に向き合っていきたいと
強く感じました。