DANRAN COLUMN DANRAN人のコラム

24時間換気システムメンテ~第3種換気システム[標準仕様]の場合~

フィルターメンテナンスは必要?

皆さん、ご自宅の24時間換気フィルターの点検はなさっていますか。
壁面や天井付近にあるこのような換気装置を目にされたことはないでしょうか。

 

換気装置本体には外気から入る塵やほこりをガードするフィルターユニットが入っており、エアコンフィルターなどと同様、定期的な掃除や交換が必要です。

家の立地や接道面に設置されているかどうかなど、住環境により汚れ方は変わりますが、適切な換気性能を維持するには、年に一度の点検が必要です。

掃除の仕方はさほど難しいものではありませんし、ほんの15分程度で済むものです。ぜひ、皆さんもこのコラムを参考にお掃除なさってみてください。

 

新品と放置されたフィルター

 

換気フィルターはマスクと同じです。こんな汚れたフィルターを通過した空気は吸いたくないですよね。
定期的にフィルターを取り換えて、健康的に快適におうち時間を過ごしましょう!

 

 

 

 

「第3種換気システム(スウェフロー)[標準仕様]」とは

換気システムにはさまざまなものがありますが、弊社の新築邸宅には、住環境先進国・スウェーデンから取り寄せたガデリウス社のフレクト24時間換気システムを採用しています。

理由は、省エネ設計で高性能だから。
24時間稼働するものなので、電力消費量の低いものでなければなりませんし、
その上で、集塵性能は高くあってほしいですね。
ガデリウス社の換気システムは、この両方の点で群を抜いています。


①屋内の熱を外に逃がさない『全熱交換換気システム』(オプション仕様)
②シンプルでメンテナンスも手軽な『排気型換気システム』(標準仕様「スウェフロー」)

の2つがあり、目的や住居に合わせていずれかを選択します。

 

 

今回は、浅井良工務店の新築住宅の標準仕様である「スウェフロー」と呼ばれる第3種換気システムのお手入れ方法についてご紹介します。

第3種換気システム(スウェフロー)[標準仕様]のメンテナンス方法

手入れが必要なパーツ
・排気レジスタ    ・自然給気口       ・本体

必要な掃除アイテム
掃除機、濡れ布巾、手袋、マスク

お手入れ前の注意点
・本体を掃除するときは、電源を落としてからおこないましょう。
・必要に応じて、マスクや手袋を着用して行ってください。

各部の清掃方法

[排気レジスタ]
汚れが見られる場合、濡れ布巾で拭き取る。
※掃除のためレジスタを外す場合は、図の可動部分には触れないでください。調整が狂うとシステム全体に影響が出ます。

[自然給気口]
①表面カバーを外す。両脇を持って上に押し上げるようにすると良い。

②表面カバーの汚れを濡れ布巾で拭き取る。
③汚れたフィルターを取り出し、新しいフィルターと交換する。

④接地面側のヘッドユニットが汚れている場合は、濡れ布巾で拭き取る。
⑤表面カバーを取り付ける。

[本体]
①前面カバーの汚れを濡れ布巾で拭き取る。
②電源を切る。
③前面カバーを開き、固定ビスを4本緩める

④モーターホルダーを引き、ファンモーターを取り外す。

⑤ファンモーターと本体内部を水拭きする。
⑥ファンモーター、モーターホルダーの順で元の通りに取り付ける。

室内に最適な空気の流れを生み出し、結露・ダニ・カビによるアレルギー、シックハウス症候群の原因物質などから住む人の健康が守られる他、乾燥や花粉を防ぐのにも効果があります。また、非常に低いランニングコストで家全体の計画的換気ができるのもうれしいポイントですね。ガデリウス社の24時間換気システムは、その仕組みにより、長寿命で安定的な運用が可能で、元々結露やカビ、塵に強い製品ですが、定期メンテナンスを怠れば、その性能は発揮されづらくなります。掃除が面倒な時は、フィルターの交換だけでも行うようにしてください。

※交換フィルターの入手方法
交換フィルターは各種ネットショップで入手することができますが、弊社でお求めいただくと、さらに割安でご購入いただけます。今後、ショッピング専用フォームを整備していく予定ですが、それまでに弊社で購入をご希望の方は、担当者までお気軽にお問合せください。

※弊社からのご購入は弊社で施工していただいた方限定となります。

浅井良工務店
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お問い合わせフォーム https://www.asairyo.com/contact/

2023.03.24
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