DANRAN COLUMN DANRAN人のコラム

気になる『断熱等級6,7』とは

快適&健康的な暮らし×省エネ

『電気代・ガス代の高騰が進み、満足に冷暖房が使えない。』

—問題は日本の家の断熱性能の低さにあります。快適かつ健康的に暮らしながら、家計のサイクルを向上させるために、住宅の省エネ化の重要性について考え直してみましょう。

断熱等級とは?

「断熱等級」とは、住宅の断熱性能を数値化したもので、これまで断熱等級4が最上位でした。そして、昨年、実に23年ぶりにこれより上位等級となる、断熱等級5、6、7が一気に新設されました。数値だけでは違いがイメージしづらいと思うのですが、断熱等級5というのが、いわゆるZEHレベルの住宅です。

室内サーモカメラでの調査結果とエネルギー消費率をご覧いただければわかる通り、断熱等級4は部屋全体が寒く、等級5では上半身は暖かいものの、足元は冷えています。等級6になるとようやく温かみが身体全体で感じられるようになりました。


また、消費エネルギーの面でも、等級4と6を比較すると、暖房エネルギーだけでも約半分のコストカットに繋がります。さらに等級7になれば、自然エネルギーの循環だけで、日中は無暖房でも快適に過ごせるといわれています。

『断熱等級6』以上のメリット・デメリットは?

今現在、新築に適合が義務化されているのは、断熱等級4,5ですが、実際はこれでは不十分ということがお分かりいただけたと思います。健康を害することのない暖かさと電気代の安心を両立させるために、近い将来、等級6が当たり前の時代になっていくことは間違いありません。

とは言え、やはり気になるのはコスト面だと思います。確かに新築時や改修時に低等級レベルの住宅と比べれば建築コストは膨らみます。また、費用については、ビルダーメーカーによっても異なりますし、工事規模によっても変わります。この辺りは施工会社の信頼性を比較検討し、担当者とよく相談して納得の上決断することが重要です。

しかし、その後何十年と住み続けることを考えれば、決して損はしない等級6以上の住宅。土地の特性と自然エネルギーをフル活用し、ランニングコストは最小限に、冬は暖かく、夏は涼しい。弊社のお客様からも、冬場エアコン1台、朝晩のみの稼働21℃設定で、LDK全体が快適な温度で過ごせるというお声をたくさんいただきます。また、寒さ・暑さを我慢せず過ごせるので、ヒートショックや熱中症のリスクも少なくなりますし、低炭素で地球環境にも貢献でき、メリット尽くしです。

断熱改修をお考えの方は、市の補助金を活用することも可能です。
補助金関係の詳しい記事については、こちらをご覧ください。

新築・リフォームに関わらず、断熱住宅についてご検討中の方は、
お気軽に弊社までご相談ください。お問い合わせフォームはこちら

浅井良工務店
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2023.02.24
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