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藤村記念館

こんにちは!吉田です。

先日、山梨へ行ってきました。

甲府駅に着いて、まず感じたこと。

 

街の景色が、和歌山っぽい。

 

ほど良い高さのビルたちの隙間から背景に山脈がみえる感じとか

ふるさと感が満載でした!

 

ただ、よく見ると

その背景に見える山並みは紀伊山脈とは違う

高さと険しさ、強さ、神々しさがあり

優しく丸みを帯びた紀伊山脈とは全く違う。

 

日本一の富士山を車窓から眺めながら息子と2人で険しい修行の旅をしてきました。

 

甲府駅の周辺を散策しているとき

駅の北側に藤村記念館(旧睦沢学校校舎)を発見。

素敵な外観で目を奪われました。

 

旧睦沢学校校舎は、明治8年(1875)巨摩郡睦沢村(現甲斐市)に建設された学校の校舎です。

明治時代の日本人が西洋に憧れを抱き建てられた擬洋風建築です。

正面中央の玄関車寄せ、2階のベランダ、正面の吹き放ちの円柱と礎盤、出入口や窓の黒塗りアーチ形の枠、両開きのガラス戸と鎧戸の二重扉などに洋風の意匠を見ることができます。

ベランダは独特の曲線を見せる幕板を飾り、軒天井は菱組の透かし打ち天井となっています。

外壁は漆喰塗りの日本壁で、隅は黒塗り擬石隅石形を示し、屋根は宝形造の桟瓦葺で、

中央に太鼓楼と呼ばれる塔屋をのせています。

明治時代にはこのような建築が多く

官公舎、学校、商家などで用いられたそうです。

 

タイムスリップできそうなドアも。

 

甲府へ行かれた際には、ぜひ!

2025.01.15

この記事を書いたスタッフ

吉田 佳保利

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