先日これからリノベを行う物件の調査に同行しました。

昭和５１年に建てられたその建物には書院造りの座敷があり、菱形組子欄間のあしらわれた付書院がとても綺麗でした。

仏間の襖（ふすま）は開けてスライドさせると、中に収納できる仕掛けになっていました。
合理的な造りですよね。軸回し襖というそうです。

ところどころに最近では見かけることが少なくなってきた美しい細工に目を奪われました。

世代を超えて、受け継がれていくことの大事さを実感した１日でした。