古民家リノベーション|お引渡し式
この度、岩出市大町にて昨年よりリノベーション工事を行ってまいりましたM様邸の工事竣工を迎え、無事先日お引渡し式をお迎えすることができました。
M様ご家族との出会いは、2018年の11月、初回個別相談会(家カフェ)にご予約いただき、ご来場頂いたことがきっかけでした。
当時ご来場頂いたときには、まだ現在の築100年以上になる木造の建物とその後、昭和後期に増築された鉄骨の建物を解体し、新築住宅を建てるべきなのか、それともリノベーションをするべきか、の答えが出ておらず、どちらで進めていくのかも含めたご相談をお受けさせて頂きました。その後、新築住宅の完成内覧会などにも足を運んで頂きながら、浅井良工務店が過去に多数手がけてきました新築とリノベーションの事例をもとに、価格面はもちろん、メリット・デメリット共に一長一短なところをお話しさせて頂き、最終的にリノベーションをご選択頂く流れとなりました。
設計契約後の詳細打合せでは、同居されるご両親様やお姉様への配慮をM様ご夫妻は細部にわたり行われたことが大変心象的で、ご入居頂いてからのご家族皆様のご満足される笑顔を拝見することが大変待ちどうしい想いとなったことが思い出されます。
建築着工後は、都度お休みの際に現場に足を運んで頂き、お打合せも随時行えたので、大きな食い違いもなくリノベーションならではの内部解体してから解る計画図面からの変更点なども、直ぐにご確認頂くことができたおかげで、順調に工事を進めていくことが出来ました。
今月で工事が竣工し嬉しい反面、お打合せからじっくりとM様ご夫妻と完成に向けて歩んできた道のりが終えるのかと思うと悲しい想いもあります。とは言え、これからは30年メンテナンスのスタートになります。これから実際の暮らしにしっかり寄り添える存在として頑張っていきたいと思います!