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スミレアオイハウス
この本は1999年、東京新宿パークターワー内、リビングデザインセンター
OZONEで催された第4回『 日本人と住まい 』展示会(テーマ「柱」)
展示された増沢洵氏の最小限住宅の骨組み(柱・梁)を
その企画を担当された萩原修氏が展示後の骨組みを引き取り・・
9坪ハウスを完成させるまでをまとめたものです。
ちなみに『 スミレアオイハウス 』は萩原氏の2人の娘さんの名
をとって名付けられています。
(筆者、萩原修氏あとがきより)
おわりに 小さな家からはじめよう
スミレアオイハウスに住みはじめて、もうすぐ1年になろうとしている。
こんなに気持ちのいい家に住めて本当に幸せである。この家をつくり、
この家で住んでみて、最近ようやく「最小限住宅」の本当の意味が少しわかってき
たようだ。
「最小限」というとどうしても、極限の小ささみたいにとられ、窮屈で無理な生活を
しいられるというイメージがある。
増沢幸尋さん(建築家・増沢洵氏の長男)が「最大限努力住宅」といいたい気持ち
もわかる。
しかし、「最小限住宅」というのは、実は「適正な住宅の大きさ」という意味なのだ。
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10年後の2010年、この家の10年間のはなしが・・・
現場監督 なかすじ
2010.06.05