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木造校舎の高野口小学校を訪ねました

 先日、和歌山県建築士会の会報誌「きのくに」の取材で、高野口小学校へ行ってきました。昭和12年築の木造木造平屋建ての校舎で、今年2月に改修(体育館は新築)されたところ。建替か改修かで様々な議論がされたようですが、改修改築となり今日に至ります。
木製の窓に板張りの壁、屋根は瓦葺き…という和風校舎の趣はそのまま、タイムスリップしたような感覚が味わえます。(こういう空間で子供時代を過ごしたわけではありませんが‥)

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 建築された当時から大規模校舎だったという高野口小学校は、平面的にはフィンガータイプと呼ばれるアルファベットのEの文字にもう一本横線を付けた配置。玄関や職員室などの管理部門から教室部門4ヶ所が延びている格好です。↓こんな感じ

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↑記念にいただいた下敷きです。

天井が高く木製の窓から差し込む光がきれいな長い廊下(なんと100m近く)は端から端まで移動するのが大変そうですが、校庭も広く、のびのび勉強できそうです。

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体育館は建替で、がっしりとした鉄筋コンクリート造。国道24号線沿いから外観がよく見えます。中に入ると複雑に組まれた木の天井が現れ、その迫力と美しさに圧倒されました。

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レストランや宿泊施設に生まれ変わっている例もある木造校舎。本来のまま、小学校として存続するのは簡単にはいかなかっただろうけど、良い事例として、まだまだ全国にあるだろう木造校舎の活用の見本になるでしょう!

2011.05.30

この記事を書いたスタッフ

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