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回想自転車旅行記~30

1969年2月14日 金曜日 曇り午後より雪 PM2:00 3℃

駅の待合室で寝ていると1時頃、ポリスが起こしに来て「ここを閉めるので出ていけ」と言う。殺生な話だ。外は冷たい風が吹いているというのに。「何処か寝る所がないか」と聞くと「金を出してホテルへ行け」などばかげたことを言う。お金に余裕があれば、わざわざこんな所に寝に来ないわ。今さらどうしようもなく、駅の横に歩み板があったのでそれを敷いて寝袋で寝ることにする。服を着たままで寝袋に入ったがやはり少し寒かった。まあ、仕方がない。お金さえ出せばこういう事にはならないのだから、しかし僕は無銭者ではなく少しだがお金は持っている。ただ今使う事が出来ないだけだ。解ってくれよ、ポリスのおっさん。5時ごろ又、待合室に行ってみると開いていたのでもう一度ここで寝なおしをする。やはり外より寝こごちがよい。寝袋を日航に預けて今日半日はミラノ市内見物だ。ミラノ城もなかなか美しい中世の城としては代表的なものらしい。煉瓦造りで味わいがある。サンタマリア・グラッツエ寺院に入ると正面にあの有名な「最後の晩餐」の壁画があり迫力満点だ。世界に名声高きスカラ座に期待をしていたが、ちょっと期待が外れた感あり。それでもミラノは文化都市だけあって名建築が多いようだ。PM3:00ミラノを出発。

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和歌山で家を建てる 浅井良工務店

2011.10.04

この記事を書いたスタッフ

浅井 良則会長

和歌山に住まう人へ贈る家づくり
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