BLOG
スタッフブログ
巨匠のアトリエ ( Casa Salvador Dali)
バルセロナより北東、フランス国境近くに、カダケスというダリが生まれ育った小さい町があります。
自然豊かな、海沿いの、かわいい白い町。2~3時間もあれば、十分見てまわれる、そんな感じの大きさ!
ダリは、そこで 小さな漁師小屋を購入し、アトリエを構えた。
自然豊かな、生まれ育った場所で好きな絵を画く。
輝かしい太陽の光。青い海と空。色トリドリの草花。心地よい海風。
ダリの奇抜な作品がこの場で、画かれ産み出されたのは、納得!
このアトリエ、ダリの考え方、生き方、センスが感じられる素敵な建物です。
家族の写真が飾られた部屋。ドーム状のアラビックスタイル応接間。
アルハンブラ宮殿の庭園をまねたポップな庭。
家族や、友人との関係を、大切にした人だとわかる。
ダリは、この漁師小屋を、ちょっとずつ増築し、長い年月を掛けて手を入れていく。
①期工事 1932年
②期工事 1935年~1936年
③期工事 1949年~1950年
④期工事 1952年~1961年
⑤期工事 1962年~1963年
⑥期工事 1969年~1971年
40年近くも掛かっている!
Casa Dali ダリ人生そのもの!
Salvador Dali
画家というより、残された建物を通して、素敵な考え方、生き方を教えてくれる建築家です。
2014.10.21